ぽっこりお腹は便秘の仕業!!
しなやかなボディラインに細すぎず、太過ぎない手足といった健康的に美しい体型は、女性なら誰しもなりたい体型だと思います。
しかし、それになるのはかなり日頃から努力をしていないとなかなか難しいですよね。
食事に気を使い、運動をしているのになぜかお腹がポッコリ…。なんてお悩みの方も多いかと思います。
もしかしたらそれは「便秘」のせいかもしれないです!
どこからが便秘なの?
「本来体外に排出すべき糞便を十分量かつ快適に排出できない状態」
特に何日以上と記されている訳ではないですが、便を排出しきれていない、すっきりしないと言う方は便秘と考えた方が良いかもしれないです。
また、便秘にはいくつか種類があります。
便秘の種類
弛緩性便秘
特徴
- ■腹痛は少ないが、お腹が張る
- ■硬く太いコロコロとした便が出る
大腸のぜん動運動が低下し、内容物をスムーズに送り出すことができなくなっています。
大腸の緊張低下や運動不足などによって起こります。
このタイプの便秘では、お腹が張る、食欲の低下、便意をあまり感じないなどの症状も起こります。
便秘の中でも頻度が高く、女性や高齢者に多いと言われています。
不溶性食物繊維を積極的に摂るなど、腸に刺激を与える食生活を送ることが便秘解消に繋がります。
けいれん性便秘
特徴
- ■便秘と下痢が交互に起こる
- ■食後に下腹部に痛みを感じる
- ■ウサギのフンのような便(細く短く硬い便)
- ■便意を感じても排便できない
副交感神経の興奮によって腸が緊張しすぎてしまい、便がうまく運ばれずに、ウサギのフンのようなコロコロとした便になるタイプです。
ストレスによって引き起ります。
このタイプは、弛緩性便秘とは異なり食物繊維を摂ると刺激が強すぎてしまい、かえって便秘を悪化させることになるので、注意しましょう!
直腸性便秘
特徴
- ■便意を感じない
- ■排便時に痛みや違和感がある
- ■上手に息めない/排便に時間がかかる/残便感がある
- ■便が太く硬い
便意を我慢することが多いと、直腸の神経が鈍くなってしまいます。
直腸性便秘は、便が直腸まで送りだされているのに便意が生じなくて起こる便秘です。
高齢者や寝たきりの人のほか、痔や恥ずかしさなどにより排便を我慢する習慣がある人に多いと言われています。
直腸内に大量に便がたまって水分が吸収されるので、硬くなった便が蓋をした状態になってしまいます。
しっかりお水を飲み、排便を我慢しない生活リズムを作ることが便秘解消のカギです!
どうして便秘になるの?
「偏った食事」
偏った食事も便秘を招く大きな原因となります。なかでも、繊維不足、極端な少食、水分不足は快便のさまたげになります。
またトイレが近くなるためとか、汗をかくからと水分を控えることも便秘を招く原因になります。
もともと水分が不足しているところに腸内でさらに水分が吸収されると便が硬くなります。
便が硬くなってしまった結果、便秘になるという悪循環を生み出してしまいます。
「がまん」
便意を見逃したり、無視してしまうことも便秘に繋がります。
便意が起こりやすい時間帯は朝食後ですが、せっかく朝食後に便意が起こっても、時間がないからと後回しにしたり、トイレが混んでいるからと我慢してしまうと便意は引っ込んでしまいます。
便意が消えると腸の蠕動運動もストップしてしまうので、せっかくの排便チャンスを逃してしまうことになります。
便意が起こっても排便をしないという状態が度重なると、自律神経の働きが次第に鈍くなって、ついには便意そのものを感じにくくなり排便に至らず、便秘が常習化してしまいます。
「精神面」
精神的な要因で便秘が起こることもあります。
胃腸はとてもデリケートな臓器で、私たちのちょっとした感情の動きにも大きく影響されます。
これは腸の働きが、自律神経に支配されている為です。
自律神経は、感情と密接に結びついている為、自律神経が乱れると腸の働きも乱れ便秘へとつながってしまうのです。
転居や慣れない土地での生活、人間関係、仕事等の精神的なストレスや緊張が生じると自律神経が乱れ便秘を招いてしまいます。
「ホルモンバランス」
女性ホルモンが腸の運動に影響を及ぼすことがあります。
女性は毎月、排卵と月経を繰り返していますが、これをコントロールしているのは主に黄体ホルモンと卵胞ホルモンという2つの女性ホルモンです。
妊娠できる状態を維持する働きがあり、分泌量が増えると胎児のための栄養など、さまざまなものを体内にため込みやすくします。
また、腸の動きを鈍らせるように作用することから、分泌量の増える排卵日から生理前にかけての期間は、便秘になりやすくなるのです。
定着する便秘解消法を教えます!
弛緩性便秘の解消法
・適度な運動
筋力不足が直接的な原因となる弛緩性便秘を改善するためには、腹筋を鍛えたり運動で体調を整えたりすることが大切です。
普段から運動をしていない人は軽めのウォーキングをするだけでも、歩いた時の振動で腸が刺激され、排便を促します。
弛緩性便秘の方は、腸が動きづらいことが一番の原因のため、ほんの少しの刺激でも便秘解消に繋がります。
ちなみに私は毎日ストレッチをしたら、お通じが良くなりました(^^)
・食物繊維を積極的に摂る
食物繊維には水に溶けず水分を吸収して膨張する不溶性食物繊維と、水に溶け腸内の水分を巻き込んでゲル状にして便を柔らかくする水溶性食物繊維があります。
弛緩性便秘は、腸が動かないタイプなので、腸を刺激する不要性の食物繊維を積極的にとりましょう!
・不溶性食物繊維を含む食材
→さつま芋、大豆、アーモンド、ブロッコリー、エリンギ、玄米など
けいれん性便秘の解消法
・生活習慣の改善
けいれん性便秘は、ストレスからくるため、ストレスフリーな生活を送ることがポイントです。
不規則な生活や睡眠不足もストレスとなります。
規則正しい生活を心がこけ、睡眠時間をしっかりと確保するようにしましょう。
けいれん性便秘になりやすいのは真面目でストレスを受けやすい方という説もあります。
ストレスを溜めない生活をと言っても、ストレスにあふれた現代社会では難しいと思います。
本を読むことや、散歩をする、音楽を聴くなど心がふっと落ち着くリラックス出来る時間を確保することがお勧めです。
また、ストレスを発散できる習慣を無理のない範囲で生活に取り込むようにすることもお勧めです。
・腸に刺激の少ない食べ物を摂る
けいれん性便秘では、気をつけたい食事のポイントが弛緩性便秘とは異なります。
腸の緊張を抑えるため、刺激の少ない食べ物を摂ることが基本です。
香辛料や酸味の強いもの、揚げ物など脂肪の多いもの、アルコール、カフェイン飲料などは控えましょう!
直腸性便秘の解消法
・朝食をしっかり摂る
朝食は、腸を刺激してスムーズな排便を促すために重要です。
同じ時間に食事をして排便リズムを整えましょう。
・水分補給と食物繊維を十分に
水分を含んだ便はかさが増して腸に刺激を与えて便意を促しますが、水分不足になると便が硬くなって移動しづらくなります。
特に起床時は水分が不足しがちになります。
朝の水分摂取は便意を催す作用があるため、水分を摂る習慣をつけましょう。
また、食物繊維は腸のぜん動運動を促し、スムーズな排便を導く働きがあります。
・お腹のマッサージ
お腹のマッサージで優しく腸を刺激して腸のぜん動運動を促しましょう。
立ったまま、またはトイレに座った状態で、おへそを中心に時計回りに「の」字を描く様に軽く押しながら擦ります。
回数は10回程、強く押さなくて大丈夫です。
腸の便の流れに沿うようなマッサージで自然な排便を促す効果があります。
マッサージも中々自分では、思うように出来ないと言う方も多いと思います。
TKでは、プロのエステティシャンが大腸の位置を捉えながらしっかり揉み込み、自らの排泄力を高める「腸セラピーマッサージ」をしています。
その為、腸が刺激されマッサージ中にお腹がぐるぐる音を出すこともあります!
定期的に腸にそれほどの刺激を与えることで、自然と自らの力で腸の蠕動運動が出来るようになり、便秘の緩和に繋がります!
気になる方は是非お試しください!(^^)!
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